食事シーンの団体ショット。スタッフの説明を聞くメンバーたち。(画像:画面キャプチャ)
食事シーンの団体ショット。スタッフの説明を聞くメンバーたち。(画像:画面キャプチャ)
KBSの看板バラエティ「1泊2日シーズン4」が、俳優キム・ソンホの降板発表後、すでに撮影していた分を3週にわたって放送した。節目を迎える放送100話を前に、この騒動は大きな痛手と見られたが、視聴率を見ると97話(10月24日)は10.5%、98話(10月31日)は10.1%、99話(11月8日)は9.4%(ニールセンコリア調べ)。いずれも同時間帯1位で、影響はほぼなさそうだ。

キム・ソンホ の最新ニュースまとめ

この3話分は、番組側がキム・ソンホの映っているシーンを最大限編集すると言っていた通り、ほぼカットされていた。99話も、キム・ソンホの姿が見られたのは団体ショットのシーンがほとんどで、顔がはっきり分かったのは、食事のときムン・セユンの隣で見切れていたシーンと、DinDinの後ろを歩いていたシーンぐらいだろう。

寝床を決めるのに、ペアでゲームを行ったが、そのときも他のチームとは違い、ムン・セユン&キム・ソンホチームだけ、答えを書いたフリップを中心にし、顔を映さないという徹底した編集だった。ある意味、ムン・セユンが一番の被害者(⁉)という感じか。

また、翌朝メンバーたちには、1組だけ別日に紅葉狩りをするという“起床ミッション”が与えられた。いわゆる罰ゲーム的なものだ。ヨン・ジョンフン&キム・ジョンミン、DinDin&RAVI(VIXX)、ムン・セユン&キム・ソンホがそれぞれペアで、くじ引きをした。ところが、その結果が公開されぬまま、シーンは別日のムン・セユンのソロショットに切り替わり、テロップには「セユン当選」の文字。よりによって、ムン・セユン&キム・ソンホペアなのかと思っていると、ムン・セユンがスペシャルゲストを招待したとし、呼び込まれて出てきたのはRAVIだった。

この流れを見ると、おそらくこの紅葉狩りの撮影前にキム・ソンホの降板が発表されたものとみられる。そして、ペアを組んでいたキム・ソンホとの絡みが全部カットされたので、圧倒的に出番が少なくなってしまったムン・セユンをこのコーナーに入れて、調整したのか?それで、くじ引きの結果を映さなかったのか?などと勘ぐってしまうが、とにかくムン・セユンがRAVIと共に紅葉狩りをするシーンは約10分放送されていた。

その後、5人での新しい旅がスタート。この旅で放送100回を迎えるため、舞台はメンバーたちが来たがっていた済州島だ。このオープニングで、メンバーたちから視聴者に向け、あいさつがあった。

まずは、ヨン・ジョンフンが「たくさんの心配や関心の中で始まったシーズン4が、早くも100回を迎えることになりました。皆さんの愛と関心のおかげで、ここまで来ることができました」と言うと、続けてムン・セユンが「少し変化が生じました。でも、一生懸命頑張って一日一日、これまで愛してもらった分、それに応えていくことを約束し、きょうも楽しく旅をしながら、面白さを届けていきます」と伝えた。

そして、「100回、ありがとうございます!」と全員で頭を下げ、特にDinDinが意欲あふれる姿を見せていた。メンバーたちはいつもと同じ、明るい表情で和気あいあいとしながら、まずはキム・ジョンミンがガイドを担当するツアーをスタートさせた。

これで、キム・ソンホのいる6人旅は99話をもって終了。このシーズン4は誰か一人が強いリーダーシップで引っ張ったり、大きな存在感を発揮したりするということではなく、メンバー全員が上手く交わりながら、そのコンビネーションや掛け合いで面白さを出してきたので、一人が抜けても、さほど大きな打撃はないようだ。次回100話から本格的に5人体制での放送となる。

Copyrights(C)wowkorea.jp 6