俳優チソン(提供:OSEN)
俳優チソン(提供:OSEN)
韓国俳優チソンが、妻で女優のイ・ボヨンについて愛情たっぷりに語った。

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 チソンとイ・ボヨンは韓国芸能界を代表するおしどり夫婦で、仕事と愛の両方を手にした“模範夫婦”として広く愛されている。常にイ・ボヨンに対する並々ならぬ愛情を示してきたチソンは、映画「明堂」のインタビューでも同じだった。

 「私の人生そのものが、イ・ボヨンに合うようになっている。妻に会ってから学ぶことが多い」と語り始めた。

 また「妻は、至らない私にいろんなことを教えてくれた。彼女とは私がつらい時期に会った。幼い時から自分自身を優先したことはない。常に他人のことを先に考えて、自分自身を愛したことがなかった。だけど妻にありがたいのは、僕自身を愛せるようにしてくれたことだ。涙が出るほど感謝している」とし、「妻に会って、演技がすごく変わった。体で表現し、心で表現してみたら、はっきりと変化があった」と強調した。

 さらに“親バカ”な一面も。「やっと子どもができて、父親が何のなのかを知り、感じることは、これから20年先のことを考えないではいられないことだ。娘が大きくなり、結婚する時に私が元気だったらと思う。日ごろからそういう気持ちで体調管理をしているほうだ」とし、「食べ物も調節して、娘と共に元気に童心の世界で過ごそうと心掛けている」と明かした。

 続けて「アクションは事前にしっかり準備する。個人的に武術監督に会って、いつも練習する。刀を使うことや、体を使うことをそれぞれ準備する必要はなかった。それが私の生活。娘にも『パパは健康だ、元気だ』と感じてもらいたい。家でアクションを練習し、横で娘がそれを見守ってくれる」とし、「娘が蹴りをマネしたり、ストレッチも一緒にやったりする。一緒に運動をすると、子どもが明るくなる。『パパと走ろうか』と言って走ったりもする」と優しいパパの一面を見せた。

 ドラマ「知ってるワイフ」が終わって、家族とたくさんの時間を過ごしたいというチソンは「仕事に最善を尽くしたら、家族と過ごせる時間が減る。作品が終わったら、与えられた時間を妻や娘と過ごす。1年間、何をしたかと考えてみると、ほとんどない。友人には申し訳ないが、ほとんど会えなかった。だけど家族が優先なのは当然だ。仕事を優先すると、家族ときちんと向き合えない」と良き夫の一面も見せた。

 現在、イ・ボヨンは第2子を妊娠中で、チソンは妻とたくさんの時間を過ごす準備をしているという。

 「気持ちとしては、出産時期に合わせて妻のそばにいたい。1人目ができて育児をしてみて感じたのは、100日までが本当に大変だった。あの時は仕事が入っていて、妻が一人で子どもを見るなんて想像もできない。この時期は最大限、家にいようと思う。話をしている作品もあるにはあるが、もし出演を決めてもその時期だけはスケジュールを空けてもらえたらありがたいと頼むと思う」とたっぷりの愛情を示した。

 30代半ばで夫となり、父親になり、多くのことがチソンの人生を変えた。「家族愛がたっぷりのシナリオや台本があると、すぐ目が行ってしまう。俳優としての感性も家族愛に焦点を合わせるようになった。ドラマ『被告人』も娘を助けようとする父親の話だというのが、私に切実に迫ってきた。もちろん少数だろうけど、実際にそういった経験のある方のために(出演を)決めたことでもある」と明かした。

 最後に「撮影をすると、体と心が消尽した状態なので、一人で休む時間を持ったらきりがない。家族と共に過ごしてこそ、自分の場所に戻ってきたと感じる。私も他のお父さんたちと同じだ。のちに娘が見た時、パパは頑張ってたな、作品を残してくれたんだなと思ってくれると思うので、さらに一生懸命にやるようになった」とし、「だけど撮影に入ると、家族との時間は減る。一日でも休みがあれば家族と共に過ごし、与えられた時間は全て家族と一緒だ。個人的な生活は特にない」と家族愛をたっぷりと語った。

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