パク・ジョンミン
パク・ジョンミン
ことし7月に2年間の兵役を終え、日本でも活動を再開したパク・ジョンミン(SS501)が、12月25日(月)東京・キリスト品川教会グローリア・チャペルにて、クリスマス スペシャルコンサートを開催。今回はクリスマス当日、しかも会場がチャペルなだけに、まさにクリスマスの雰囲気が漂う中、冬にぴったりのナンバーや、クリスマスソングを多く持つジョンミンならではのセットリストを用意し、アンプラグドなバンド編成とコーラスと共に、いつもとは一味違った演出で、ファンを魅了した。

パク・ジョンミン(SS501) の最新ニュースまとめ

 昼公演となるShow 1、サンタ帽子やクリスマスカチューシャなどを身に着けたファンや、パールグリーンのペンライトを持つファンが、続々と席を埋めていき、ステージの一角にはジョンミンへのクリスマスプレゼントが積まれていった。

 そして、バンドメンバーに続き、ジョンミンが登場!白地にクリスマス柄が入った華やかなスーツに、胸元には真っ赤なリボンを付け、髪もグリーン系カラーという完璧なクリスマスコーデを完成させたジョンミンの姿に、「可愛い~」と大歓声が飛ぶ中、胸キュンな歌詞の「毎日クリスマス」で幕を開けた。

 「皆さん、メリークリスマス~!」と笑顔で手を振り、次もクリスマスソング「Christmas Kiss」を歌い、クリスマスムードを盛り上げたジョンミン。

 「クリスマス当日、皆さんと一緒に過ごせて、うれしく思います!」とあいさつし、いつものように和気あいあいとバンドメンバーを紹介した後、ステージに積まれた色とりどりのクリスマスプレゼントを紹介していく。

 「小さくてキラキラなものが好き」というジョンミンは、ファンと会話を交わしながら、プレゼントを開けるたびに、うれしそうにはしゃぎ、クリスマスグッズなどのプレゼントは、さっそくステージに飾るというセンスを見せ、ファンも喜ばせた。

 そして、ソロデビューしたばかりのとき、よく歌っていた日本の曲として、「ORION」(中島美嘉)、「Everything」(MISIA)、「いつかのメリークリスマス」(「B‘z」)と冬の名曲を3曲続けて披露。甘い歌声でしっとりと歌い上げ、ファンをうっとりさせた。

 心地よい余韻が残る中、次は事前に告知されていた特別企画。みんなで合唱し、その様子を後日YouTubeでアップするというファン参加型のコーナーだ。まずは、声を出すウォーミングアップとして、「韓国のキャロルを教えたい」と、「ジングルベル」の韓国語バージョンを歌ってみせたジョンミン。ところが、ファンには難易度が高かったらしく、韓国語ではついていけなかったため、早々に断念し、日本語バージョンで歌うことに。ジョンミンが客席に下り、「どうやって歌うの?」とファンに日本語バージョンを教えてもらい、みんなで喉ならしをした後、いよいよ「毎日クリスマス」の合唱に。

 「クリスマスは温かい日だから、温かい気持ちで歌ってくださいね」というジョンミンのリクエスト通り(!? )、会場は一体となって、「毎日クリスマス」を歌い上げた。間奏では、思わずジョンミンがステージに背を向け、腰を揺らすセクシーダンスを見せるほど盛り上がり、「思ったよりすごい!教会だからかもしれないけど、(ファンの歌声が)讃美歌みたいな感じで(笑)」とファンの歌い方をマネし、会場は大爆笑。

 「後で映像を見たら、笑っちゃうかもしれないけど、すごく感動しました。みんなが一緒に歌ってくれてすごくうれしかったです!」と笑みを浮かべ、合唱コーナーを大成功に終えたジョンミンは、次も「Winter Love」で心が温かくなるような歌声を届けた。

 ここからは、ちょうど前日、韓国で放送された音楽バラエティ「覆面歌王」に出演したジョンミンが、番組で歌った楽曲を披露。久しぶりに韓国の番組に出演し、「SS501」ではメインボーカルのヨンセンのパートが多かったので、自分の声は気付かれないだろうと思っていたというジョンミン。ところが、「すぐに当てられて驚きました。これからも頑張って歌いたいと思いました」と振り返り、デュエット曲対決で歌ったキム・ヒョンチョルの「クリスマスイブ」と、好きな先輩の曲だというイ・スンファンの「君が君を」を熱唱。

 さらに、次のラウンドで歌おうと思って準備していたけれど、脱落して歌えなかったので、ここで初披露するとし、ソンミの「満月」を披露。ロック調にカッコよくアレンジしたスペシャルステージを届け、客席から大きな拍手を浴びた。

 次も未発表曲で、秋らしい曲なので、来年秋ぐらいにリリースを考えているという「WINK」を披露。「緑に似合う曲だから、(ペンライトを)振ってくれたらうれしいです」というジョンミンの言葉を受け、ファンは曲に合わせてペンライトを揺らし、幻想的な雰囲気に包まれた。

 続けて、「ドラマの曲ですけど、アレンジして、『WINK』と一緒に出そうと思っている曲です」と紹介し、「王女の男」のOST「クリプタ」を情感たっぷりに歌い上げ、「ことし皆さんにすごくクリプタ(恋しい)だったし、来年もすごく会いたい気持ちで待っているので、『クリプタ』を選曲しました」と伝えた。

 本編最後は、「君は知ってる?~届かないメッセージ~」、「愛するチカラ」でサビの部分では客席にマイクを向け、ファンと一緒に歌うなど、最後まで“ジョンミン・スマイル”を見せながら、ファンと触れ合い、楽しく締めくくったジョンミン。

 本来はここで、退場となるはずだが、バンドメンバーたちのことも考え、「行ったり来たりするのが面倒くさいし、そういう演出も面倒くさいし。ハハハ」とジョンミンらしいユーモアセンスで、なんと舞台袖にはけることなく、そのままアンコールに突入!
客席に「アンコール」の声を自ら要求するお茶目さを発揮し、観客を再びのせたところで「Snow Prince」、そしてキュートな振付の「WONDERFUL」をファンと一緒に歌い踊り、熱気に満ちあふれたまま、終了した。

 と、ここでまたもや、「本当に面倒くさいから(笑)、ダブルアンコールもこのままいきたいと思います!」と先ほどと同じように、「アンコール」の声を要求するジョンミンに、ファンも分かったようにすぐさま応え、すっかり“ジョンミン・ワールド”に染まった会場は、最後の曲「Christmas Kiss」までヒートアップし、幕を閉じた。

 そして、ファンに「また来年も会えたらいいなと思います。ちゃんと健康を守って、来年も来てください。ことしはありがとうございました!バイバイ、メリークリスマス~」とあいさつをし、ステージを後にした。

 約2時間、ずっとステージに出ずっぱりで、サービス精神旺盛なジョンミンらしく、観客との距離を縮めるユーモアあふれる絶妙なトークと、この季節にぴったりな歌で、ファンを幸せな気分にしたジョンミン。公演後も、ファンにプレゼントを渡しながら、お見送りをするファンサービスで、いつまでも思い出に残るステキなクリスマスプレゼントを届けた。



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