椿の絵で有名な先生と対面する「OH MY GIRL」ユビン、スンヒ、ミミ。(画像:画面キャプチャ)
椿の絵で有名な先生と対面する「OH MY GIRL」ユビン、スンヒ、ミミ。(画像:画面キャプチャ)
9月20日(火)に「アイドル写生大会」(SBS FiL、SBS M)という新番組がスタートした。番組名からなんとなく想像できる通り、アイドルたちが絵を描く番組。といっても、ただ勝手気ままに描くのではなく、各組ごとにテーマがあり、ギャラリーKの先生とコラボをしながら一つの作品を完成させ、最終的にはそれを展示・寄付するというもの。いわゆる“才能寄付”プロジェクトというわけだ。

OH MY GIRL の最新ニュースまとめ

アイドルのアートバラエティーは韓国初となるようで、そんなチャレンジングな番組に出演するのは4組のアイドルたち。「OH MY GIRL」(ミミ、スンヒ、ユビン)、「DKZ」、「fromis_9」(イ・セロム、イ・ナギョン、ソン・ハヨン、ノ・ジソン)、そして“CUBEファミリー”から「BTOB」ウングァン、「PENTAGON」のキノ&ウソク、「LIGHTSUM」のナヨン&ユジョンだ。そのため、全4話制作となっている。

初回放送に登場したのは「OH MY GIRL」。メンバー6人のうち、ミミ、スンヒ、ユビンの3人が登場した。中でも、ミミはここ最近、ナ・ヨンソクPDのバラエティー「ピョンピョン地球娯楽室」(tvN)、アイドルラッパーサバイバル「2番目の世界」(JTBC)に出演するなど勢いに乗っているが、ここでも顔を見せ、クリエイティブな才能を存分に見せている。

スタッフとの事前打ち合わせで、絵についての実力を問われた3人。絵の上手さランキングをつけるなら、1位は絵が得意なミミ、2位はスンヒ、3位は絵に自信がないというユビンだと明かしていた。

そして、絵の実力テストとして、お互いの顔を描き合った。ユビンが描いたスンヒは口元なども細かく再現し、シンクロ率200%。スンヒが描いたユビンは、“ヴァンパイア”コンセプトを完璧に表現した「Twilight」のときのもので、このご時世に合わせ、マスクを着けるというセンスも。また、ミミが描いたユビンは、彼女の愛らしさがそのまま表現されていた。絵にメンバー愛が感じられ、仲の良い「OH MY GIRL」らしさが良く出ていた。

さらに、ハンガン(漢江)で写生の練習も。バラエティー色の強いミミとスンヒが笑いどころもしっかり作り、3人がわちゃわちゃと楽しそうに絵を描く姿がほほ笑ましかった。

こうしてウォーミングアップを終えた3人は、椿の絵で有名な先生と対面。真剣な表情で先生から描き方を教えてもらったメンバーたち。ミミが、青いバラを椿で包み込もうとアイディアを出し、3人で一つのキャンバスに青いバラの惑星を彩る椿の星を完成させた。

これで終わりではないのが、この番組の一味違うところ。メンバーたちが完成させた絵を後日、先生がリタッチをして最終的に仕上げた。テロップには、10月20日までギャラリーK・南山ソウルタワー店で展示され、オークションを通じて収益金は災害被害者に寄付されるというお知らせが出ていた。

すでに実際、展示会を見に行ったという人たちのレビューも出ており、それによると、メンターとのコラボ作品だけでなく、メンバーたちが何気なく書いていた絵、「OH MY GIRL」でいうと、メンバーたちの似顔絵や漢江で写生した風景画なども飾られているという。番組ではまだ、「OH MY GIRL」編しか放送されていないが、ギャラリーでは全組の絵が展示されていて、一足先にアイドルたちが描いた絵を鑑賞できるが、絵の紹介コメントがついていないので、番組を見て、その意図を理解してからもう一度見るのも良さそうだということだった。グッズなども買えるそうで、それが全て寄付につながるので、意味のある展示会になっている。次回は「DKZ」編がオンエアされる。

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