レジの仕事であまりにも息ぴったりで、その瞬間は一つになったというキム・ウビンとイ・グァンス。(画像:画面キャプチャ)
レジの仕事であまりにも息ぴったりで、その瞬間は一つになったというキム・ウビンとイ・グァンス。(画像:画面キャプチャ)
3月中旬に新型コロナウイルスの新規感染者がピークを迎えた韓国では番組にも大きな影響が出ており、レギュラー出演者がコロナ感染、あるいは濃厚接触者になった場合、代役を立てたり、放送を一時休止(新番組は延期)したりし、しのいできたが、先月31日に放送された「見習い社長の営業日誌2」(tvN)と「QUEENDOM 2」(Mnet)では緊急事態が発生した模様がそのまま放送された。

キム・ウビン の最新ニュースまとめ

まず、「見習い社長の営業日誌2」第6話は、前週3月24日がサッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選A組韓国対イラン戦の生中継があった関係で休止になったため、2週ぶりの放送だった。

この日は営業3日目の夜から4日目の模様が公開された。初日から抜群のコンビネーションでスーパーを運営してきた社長のチャ・テヒョンとチョ・インソン、アルバイトのキム・ウビン、イ・グァンス、イム・ジュファン。5人での最後の営業を終え、夕飯ではチョ・インソンが作ったシグネチャーメニューのカニラーメンなどを食べながら、これまでを振り返った。

イ・グァンスは、レジの仕事でキム・ウビンとあまりにも息ぴったりで、3度ほど鳥肌が立ったとか。その瞬間は一つになっていたと誇り、一足先に帰るキム・ウビンは名残惜しそうだった。みんなで写真を撮り、一人ずつハグをしながらキム・ウビンを見送った。

営業4日目は、チャ・テヒョンとチョ・インソンが商品の仕入れに行き、その間、イ・グァンスとイム・ジュファン、そしてアルバイトに来た女性お笑いタレントのホン・ヒョンヒとイ・ウンヒョンがスーパーを運営。特に、イ・ウンヒョンから「室長」と呼ばれ、まんざらでもないイ・グァンスの姿も面白かったのだが、午後2時半頃、チャ・テヒョンとチョ・インソンが仕入れから戻ってきたところで、この日の営業は突然終了に。

テロップでその理由が明かされたのだが、それによると、この日の午前、コロナ感染が判明したお客さんがいたため、午後の営業を中断したということだった。よって、イ・グァンスとイム・ジュワン、ホン・ヒョンヒ、イ・ウンヒョンの4人がそそくさと帰ることに。そのシーンにテロップが出され、コロナの感染拡大で多くの人が大変な思いをしていることに共感を示すと共に感染拡大を防ぐため、当日撮影を終了し、当日PCRおよび抗原検査をした結果、全出演者・スタッフの陰性を確認し、翌日撮影を再開したというお知らせがあった。

結果的にホン・ヒョンヒとイ・ウンヒョンは来てすぐに帰るというあっけない幕切れ。これまで、初日から営業3日目までを6話にわたって放送してきたのは、営業4日目の撮れ高が少ない分、帳尻を合わせたから(⁉)かどうかは分からないが、このような強制終了の形は見たことがない。次回は営業5日目の模様から始まるようだ。

続いて、この日第1話の放送がスタートした「QUEENDOM 2」。それでなくとも、前半部分は3月24日(木)に公開された対面式の模様がほぼそのまま使われ、「また見ることになるとは」とがっかりする視聴者の声も聞かれる中、後半ではライバル関係図、今シーズンの進行過程、ルールなどが明かされた後、第1ステージ「代表曲対決」が開始。すると、6組いるはずの出番表に5組の名前しかない。「今月の少女(LOONA)」がメンバー12人のうち、11人が新型コロナに感染し、棄権したことが分かったのだ。

今シーズンのルールは、第3ステージまでの対決とファイナルステージの点数を合算し、1位が決定。第1ステージは1万点満点で、会場の観覧客(6000点)+グローバル評価団(3000点)+出演者自身の自己評価(1000点)を合算した結果でランク付けされる。最後まで点数は累積されていくということと、2回連続で6位になってしまったら脱落というルールもあるため、「今月の少女」にとっては、残るステージが大きな負担となってのしかかってくる。

また、「今月の少女」がコロナ感染で棄権するほど感染が拡大しているのに、会場の観覧客の中に、マスクをしていない集団がいたのだ。スペシャル評価団として招かれた新人グループ(「DRIPPIN」、「MCND」、「LUMINOUS」、「woo!ah!」、「PURPLE KISS」)5組だ。彼らの顔はカメラに抜かれるので、分からないでもないが、端に固まっていたとはいえ、そのすぐ横、後ろには一般の観覧客が座っていた。それなのにノーマスクだったため、危機感がないのではと疑問視する声が出ているのも事実だ。今後、「今月の少女」だけでなく、同じようにコロナ感染で、棄権するグループが出てしまう可能性だってあるのだ。

この日はトップバッターの「VIVIZ」とヒョリンのステージが公開され、経験値の高い2組なだけに、懐かしさを漂わせながらも貫禄のあるパフォーマンスを披露。視聴率も前シリーズの初回0.5%を上回る0.8%を記録し、好調の滑り出しだと報じられている。それだけに、パフォーマンス以外の部分で批判の声が上がるのは残念であり、今後このコロナ禍で、番組をどう進行していくかが課題となりそうだ。

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