小型トラック「ポーター」(現代提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
小型トラック「ポーター」(現代提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】現代自動車、起亜、韓国GM、ルノーサムスン自動車、双竜自動車の韓国完成車メーカー5社が1日発表した3月の国内・海外販売台数は計70万4935台で、前年同月比8.3%増加した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年販売が減少したことによるベース効果(反動)とみられる。 ただ海外販売は増えたものの、昨年好調だった国内販売は今年に入って初めて減少した。 5社の国内販売は14万971台で、前月より39.1%増えたものの、前年同月より6.7%減少した。国内販売(前年同月比)は今年に入ってから1月16.7%増、2月24.0%増と増加を続けていたが、3月は減少に転じた。 5社のうち現代は小幅増加、起亜はほぼ横ばいだったが、外資系3社は減少した。 昨年3月の販売台数が消費税引き下げ延長の発表など消費活性化政策により、2019年に比べ9%増えた影響もあるものとみられる。 海外販売は前年同月比12.9%増の56万3964台だった。前月よりも19.7%増え明確な回復傾向を示した。  メーカー別にみると、現代は国内が2.3%増の7万3810台、海外が28.6%増の30万2114台。全体では22.4%増の37万5924台を記録した。 国内市場では小型トラック「ポーター」を中心とした商用車と、高級車ブランド「ジェネシス」が好調だった。 「ポーター」は1万1213台を売り上げ、大型セダン「グレンジャー」(9217台)を抜いて昨年2月以来13カ月ぶりに月間ベストセラーモデルに返り咲いた。ポーターの月間販売台数が1万台を超えたのは、2019年7月(1万355台)以来20カ月ぶり。「ジェネシス」は126.8%増の1万4066台を記録。前月(7321台)比でも約2倍増えた。 起亜の国内販売は前年同月と比べほぼ横ばいの5万1011台、海外は11.0%増の20万351台だった。起亜も商用車が24.7%増の7635台を記録するなど好調だった。 韓国GMは21.8%減の2万9633台だった。国内は31.4%減の6149台、海外は18.9減の2万3484台だった。ほかに半完成品の輸出もある。 ルノーサムスンは43.2%減の8572台。国内は52.6%減の5695台、海外は6.8%減の2877台だった。 双竜は23.5%減の7152台。国内は37.2%減の4306台、海外は14.5%増の2846台だった。
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