＜女子ゴルフ＞リディア・コ、アジア系嫌悪に反対「韓国で生まれたことを誇りに思う」

米国女子プロゴルフ（LPGA）ツアーで活躍する韓国系ニュージーランド人リディア・コが米国で起きているアジア系への嫌悪に反対の声を上げた。

リディア・コ の最新ニュースまとめ

　米ゴルフ専門メディア「ゴルフチャンネル」は1日（日本時間）、「リディア・コは、『The Amy and Adam Show』というインターネット放送に出演し、アジア系嫌悪に反対する自分の立場を明らかにした」と報じた。

　リディア・コは「今、新型コロナウイルス事態で多くの人が苦しんでいる。特に新型コロナでお互いを憎んだり、他人を判断したりしてはいけないのに、人は正常な生活から多少離れている状態のようだ」と残念な気持ちを伝えた。

　また「こういう時ほどお互い憎んだり、外見で他人を判断したりしてはいけない」とし、「すべての人を好きになることはできないが、私たちはみんな同じ人で、もっとたくさんの愛を示せば、差別のない世界が来るだろう」とし、アジア系への嫌悪に反対した。

　2014年、16歳でプロになったリディア・コは、LPGAツアーで15勝を収めた。

　韓国・ソウルで生まれ、ニュージーランドで育ち、ゴルフ選手になったリディア・コは、「韓国で生まれたことを誇りに思っているし、LPGAツアーで多くの韓国人選手が活躍しているため、常に大きな動機付けになっている」と付け加えた。