北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は17日、金正恩総書記(最前列中央)が故金正日総書記の生誕記念日(光明星節)の16日に同氏の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝したと報じた(同紙ホームページから)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は17日、金正恩総書記(最前列中央)が故金正日総書記の生誕記念日(光明星節)の16日に同氏の遺体が安置されている平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝したと報じた(同紙ホームページから)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の肩書の英語表記が、議長や委員長などを意味する「Chairman」から大統領、主席を指す「President」に変更された。北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、金総書記が父の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の生誕記念日(光明星節、16日)に平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝したというニュースを英語で報じる際、呼称を「president of the State Affairs」とした。

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 中央通信は先月22日まで、「chairman of the State Affairs Commission」を用いていた。

 これに関し韓国の情報機関、国家情報院は今月16日の国会情報委員会で、金総書記の英語表記が国際的に通用するPresidentに変更されたと説明した。

 金総書記の祖父、故金日成(キム・イルソン)主席も生前、英語ではPresidentの呼称を用いている。

 今回の変化は、多くの国が対外的に、国家元首、政府首班をPresidentと称していることを踏まえたとみられる。

 このところ北朝鮮は、国際社会で一般的な表現を取り入れる傾向がある。韓国の国防部にあたる「人民武力省」を「国防省」に改称したことが一例。国際社会に対し、一般的な国のイメージを与える狙いといえそうだ。


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