対北朝鮮制裁委員会がホームページを通じ公開した制裁免除の承認資料によると、前日基準で対北朝鮮人道主義支援と関連した制裁免除の件数は計25件と集計された。
25件のうち新型コロナウイルスと関連した支援は上半期に4件、下半期に3件の7件だ。制裁免除をされた新型コロナウイルス物品としては、体温計、遺伝子増幅検査装備と試薬セット、防疫用保護服などの医療・防疫物品が多かった。
新型コロナウイルス対応物品を支援した主な団体・国は、国境のなき医師団(MSF)、国際赤十字連盟、世界保健機関(WHO)、スイス外務省などだった。
今年最後の制裁免除は10月15日で、国境なき医師団の新型コロナウイルス対応医療プロジェクトに使用した支援物品が搬入許可を受けた。
新型コロナウイルス支援以外には、きれいな飲み水の供給、栄養失調及び食糧不安定解消のための食品と器具の支援、緊急医療支援などが主な品目となった。
制裁委員会の承認件数を時期別に区分してみると、上半期に17件の免除が承認されたが、下半期には8件のみ承認された。VOAは北朝鮮の強力な国境封鎖政策を下半期の支援が減少した理由に挙げている。
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