サムスン電子の売り場(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子の売り場(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が9日に発表した2017年12月期通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は過去最高の53兆6000億ウォン(約5兆7000億円)を記録し、初めて50兆ウォン台の大台を達成した。売上高も239兆6000億ウォンと過去最高記録を塗り替えた。 営業利益は前年比83.3%、売上高は18.7%、それぞれ増加した。営業利益率も22.4%と過去最高。 10~12月期(速報値)は、営業利益が前年同期比63.8%増の15兆1000億ウォン、売上高が23.8%増の66兆ウォンだった。ともに四半期ベースで最高の業績となった。前期比では営業利益が3.9%、売上高が6.4%、それぞれ増加した。 営業利益は四半期で初めて15兆ウォンを超えたものの、大手証券会社の予想の平均に比べると8000億ウォンほど少ない。急速なウォン高・ドル安進行が半導体やディスプレーパネル事業にマイナスの影響を及ぼしたほか、好調の半導体部門が10~12月期に特別賞与を出したことが要因と分析される。
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