韓国　けさのニュース（１２月５日）

◇来年度予算案　きょう国会で採決　国会は５日、本会議を開き、２０１８年度（１～１２月）予算案を採決する予定だ。予算案が可決されれば、法に定められた期限を３日過ぎての可決となる。与野党は前日、争点だった公務員増員などの事案を長時間にわたり協議した末、予算案に合意した。◇釣り船転覆　不明者捜索続くも悪天候で難航　北西部・仁川市の沖合で３日、２２人が乗る釣り船が給油船と衝突して転覆し、１３人が死亡した事故で、行方不明となっている２人はまだ見つかっていない。海洋警察は４日夜から５日早朝まで夜間の捜索作業を続けたが、その後は黄海沖に波浪注意報が出されるなど周辺海域は高波と強風に見舞われ、捜索が難航している。◇韓国のスマホデータ料金　主要４１カ国で最も高く　韓国のスマートフォン（スマホ）は、データ通信の料金が世界の主要国の中で最も高いことが分かった。フィンランドのコンサルティング会社が経済開発協力機構（ＯＥＣＤ）と欧州連合（ＥＵ）に加盟する４１カ国の携帯電話事業者１８７社のスマホ料金プランを分析したところ、韓国が最も高額で、次いでカナダ、米国、日本、ドイツの順だった。◇今年の喫煙率「低下の見込み」　保健福祉部　保健福祉部は５日、２０１５年に大幅に低下するも１６年に再び上昇した喫煙率が、今年は再び低下するとの見通しを明らかにした。同部は喫煙による健康被害のリスクなどを伝えるたばこのパッケージの警告表示に言及し、「実質的には今年からの施行で、効果が徐々に表れている。禁煙区域の拡大などもあり、たばこの販売量が昨年より減っており、喫煙率も再び下がりそうだ」と伝えた。１９歳以上の男性の喫煙率は１４年に４３．１%だったが、年初にたばこが２０００ウォン（現在のレートで約２１０円）値上げされた１５年は３９．４%と、初めて４０%を切った。しかし１６年は４０．７%に上がった。◇韓国の外貨準備高　３カ月ぶり増加し過去最高更新　韓国銀行（中央銀行）が５日発表した１１月末現在の外貨準備高は３８７２億５０００万ドル（約４３兆７１６７億円）で、前月末に比べ２７億９０００万ドル増加した。３カ月ぶりに増加に転じ、今年８月末（３８４８億４０００万ドル）に記録した過去最高を更新した。◇厳しい寒さ　ソウルは氷点下７．４度　５日朝、全国的に気温が大きく下がり、一部の地域には寒波注意報が発令された。午前５時の気温はソウルが氷点下７．４度、仁川が氷点下５．９度、江原道・春川が氷点下８．９度、大田が氷点下６．４度、光州が氷点下１．５度、大邱が氷点下３．２度、釜山が氷点下１．９度。気象庁関係者は「風も強く吹き、体感温度はさらに低い」としながら、当分は平年を下回る気温が続くとの見方を示した。