舞台は60年～70年台という政治的、社会的に決して自由ではなかった、現在の40～50代が痛みや苦しみを味わってきた時代。天真爛漫で純粋なキョンスク（パク・ソルミ）は苦しい生活の中で弱音を吐かずに力強く生きていた。自尊心が強く、現実的な弟キョング（キム・ジフン）、正義感が強く、誰よりも姉ギョンスクの心を理解していた末っ子のキョンミン（チ・ヒョヌ）も姉と共に温かい生活を送っていた。そんなある日、平穏だった村を揺るがすような事件が起きる…。

韓国ドラマ『黄金のリンゴ』は、日本に一大旋風を巻き起こした韓国ドラマ『冬のソナタ』に出演し、日本でも韓流スターとして人気のパク・ソルミが1年7ヶ月ぶりにドラマ出演するということで、放送前から話題となった。不景気、孤独、無気力…生きることへの希望を失いかけていた時代の中で、誰もが野草のように生きていた時代の感動的なストーリーに多くの視聴者が共感し、高視聴率をマークした。