医療ツーリズムで訪韓する外国人客が増えている(イラスト)=(聯合ニュース)
医療ツーリズムで訪韓する外国人客が増えている(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国保健産業振興院は28日、医療ツーリズムで昨年訪韓した外国人客1200人を対象にした調査の結果を発表した。それによると韓国での診療を選択した理由で、K―POPなどの韓国文化が影響を与えたとの回答が49.7%に上り、前年より25.4ポイント上昇した。 韓国文化の影響が大きかったとの回答は東南アジアの利用者が69.3%で最多だった。次いで日本(64.3%)、中国(61.2%)、ロシア(53.4%)の順だった。 韓国での医療サービスへの支出額は1人当たり平均6521ドル(約92万円)だった。韓国文化の影響を受けたと回答したグループの平均額は7308ドルで、そうではないグループ(5745ドル)を上回った。 総合満足度は89.2点で、94.6%が他の人にも韓国での医療サービスを勧める意向があると答えた。 韓国保健産業振興院は韓国文化の影響を受けたという利用者について、「韓国文化への拒否感が小さく、アクセスが良いアジア国籍が多数だった」と指摘。韓流を活用した患者誘致の拡大に向け、ウェブサイトでの言語サービス提供といったマーケティング戦略が必要だと提言した。
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