尹錫悦大統支持率の「デッドクロス」、NATO歴訪効果で支持率回復なるか=韓国(画像提供:wowkorea)
尹錫悦大統支持率の「デッドクロス」、NATO歴訪効果で支持率回復なるか=韓国(画像提供:wowkorea)
スペインで開かれた「北大西洋条約機構」(NATO)首脳会議に出席し、国際外交「デビュー戦」を行ったユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が「デッドクロス」(支持率逆転)から脱し、支持率を上げるか注目される。歴訪期間中にマスコミの注目を浴びただけに、その効果を享受できるかがカギだ。

尹大統領は3泊5日間の日程を終え、1日午前に帰国した。尹大統領はNATO首脳会議期間中、計16の外交日程を消化した。韓米日首脳会談をはじめNATO首脳会議の公式セッションである同盟国・パートナー国首脳会議で3分間演説を行い、アジア・太平洋パートナー4カ国(AP4)首脳会議を行った。

当初、尹大統領がマドリードに向かった時は、足取りは重かった。先月、韓国社会世論研究所やリアルメーターなどの世論調査によると、尹大統領の国政運営について否定評価が肯定評価を上回るデッドクロスが世論調査の随所で確認されたためだ。これは尹大統領の就任6週間後のことで、衝撃が大きかった。

尹大統領が今回の歴訪で成果を挙げてこそ、支持率上昇を模索できるというのが政界のもくろみだった。これまでの大統領の海外歴訪後には支持層の結集で支持率が上昇する効果があった。

依然として尹大統領の職務遂行について疑問を抱く世論調査の結果が集計されている。今月1日に公開された6月5週目の調査結果を見ると職務遂行が「上手だ」という回答は43%、「よくない」と答えた。という回答は42%と集計された。
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