コロナ感染者、午後9時まで1万人超え…同時間帯集計、23日ぶり＝韓国

韓国でコロナが再流行の兆しを見せる中、1日午後9時までに全国で1万人を超える新規感染者が発生した。

　ソウル市など各地方自治体によると、この日午前0時から午後9時まで全国17市道でコロナの陽性判定を受けた人は1万202人と集計された。同時間帯の中間集計で新規感染者数が1万人を超えたのは、先月8日（1万1411人）以来23日ぶりのことだ。

　前日の同時間帯の集計値（8984人）より1218人多い。

　同時間帯の中間集計で、1週間前の24日（6400人）より3802人、2週間前の17日（6485人）より3717人多く、増加傾向は明確だ。

　新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は先週後半から減少傾向が止まり、今週に入ってからは増加傾向を見せている。先月25日から1週間、一日の新規感染者数は6787人→6239人→3423人→9894人→1万463人→9595人→9528人で、一日平均7990人水準となっている。1週間前（6月18~24日）の7060人より930人多い。

　同日午後9時基準、新規感染者は首都圏で6004人（58.9%）、非首都圏で4198人（41.1%）が出た。

　地域別ではソウル2778人、キョンギド（京畿道）2715人、キョンサンナムド（慶尚南道）576人、インチョン（仁川）511人、キョンサンプクト（慶尚北道）504人、チュンチョンナムド（忠清南道）385人、カンウォン（江原）313人、テグ（大邱）311人、ウルサン（蔚山）311人、プサン（釜山）298人、テジョン（大田）274人、チョルラプクト（全羅北道）274人、チュンチョンプクト（忠清北道）265人、チョルラナムド（全羅南道）243人、チェジュ（済州）201人、クァンジュ（光州）164人、セジョン（世宗）79人だった。