コーロン韓国オープン優勝者キム・ミンギュ、1番ホールでのティーショット。(画像提供:wowkorea)
コーロン韓国オープン優勝者キム・ミンギュ、1番ホールでのティーショット。(画像提供:wowkorea)
ゴルファーのキム・ミンギュ(21)がチュンチョンナムド(忠清南道)チョナン(天安)市にあるWOO JEONG HILLS CCで開催された「韓国オープンゴルフ選手権大会」最終日延長戦の末、デビュー後初勝利を飾り、優勝賞金4億5000万ウォン(約4500万円)を獲得した。

キム・ミンギ の最新ニュースまとめ

 大韓ゴルフ協会(KGA)とコーロンが共同主催する韓国男子ゴルフ最高権威のナショナルタイトル大会「コーロン第64回韓国オープンゴルフ選手権大会」(総額賞金:13億5000万ウォン/約1億3500万ウォン)には、ここ10年間のチャンピオンシップと韓国プロゴルフ(KPGA)コリアンツアー上位60位以内の選手、アジアツアー上位50位以内と予選通過選手18人の144人が出場し、優勝賞金4億5000万ウォンと1、2位の選手に与えられる7月「全英オープン」(スコットランド)への出場権をかけて争われた。“ゴルフの故郷” セント・アンドルーズで開かれる今年の全英オープンは150回目を迎える。優勝したキム・ミンギュと2位のチョ・ミンギュ(33)が出場資格を得た。

 キム・ミンギュは2015年に史上最年少で韓国代表に選抜されるなど華やかなアマチュア時代を経て、その後、PGA EuroPro Tourに進出し最年少優勝を達成した。しかし、新型コロナウイルスの影響で2020年からKPGAコリアンツアーでプレーすることとなり、3度の準優勝を記録した。

 この日の競技は3ラウンドで首位が5回入れ替わり、4ラウンドでも数回入れ替わる熾烈(しれつ)な接戦となった。そして、日本リーグで2度の優勝経験を持つチョ・ミンギュとキム・ミンギュの延長戦の末、キム・ミンギュが優勝トロフィーを手にすることとなった。

 キム・ミンギュは競技後、「韓国オープンで初優勝、実感が湧かない。これまで2位の経験はたくさんあり、『優勝圏に入るとなぜダメなんだろう』というストレスがあった。きょうも勝とうという気持ちで臨み、良い結果が出た」と述べた。

 キム・ミンギュはまた、来月の全英と同時に、今後の目標を米国舞台に置いていると明かした。「PGAツアーは国内とはまったくの別物だから、ここに集中してさらに努力する」と意気込んだ。


[KGA] キム・ミンギュ/第64回韓国オープン FR
[KGA] キム・ミンギュ/第64回韓国オープン FR




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