マクドナルド・KFC・ドミノピザ、蘇った米フランチャイズ大手=韓国報道(画像提供:wowkorea)
マクドナルド・KFC・ドミノピザ、蘇った米フランチャイズ大手=韓国報道(画像提供:wowkorea)
マクドナルドやKFC、ドミノピザなど米国の大型フランチャイズ企業が4~6月期、軒並み好実績を記録した。新型コロナウイルス拡大で店舗閉鎖が相次いだ昨年とは異なり、ワクチン接種拡大で通常勤務が可能となったためだ。

マクドナルドの4~6月期の純売上高は58億9000万ドル(USD)で、前年同期比57%増加した。純利益も22億2000万ドルで前年同期の5倍に達した。

同社の好調は、デジタルマーケティングの強化、BTS(防弾少年団)製品の販売などによる。新たなロイヤリティプログラム「MyMcDonald」は4~6月期だけで新たに1200万人の顧客が登録するなど好評を得ている。これと共に世界の上位6市場における上半期のオンライン売上高は80億ドルに達し、前年同期で70%増加した。同社はフランスと米国で進めている「MyMcDonald」を、ドイツやカナダ、英国、豪州などに拡大する方針だ。

さらにマクドナルドはBTSと提携し今年2月、約50か国で販売した「BTSセットメニュー」と、新メニューの「クリスピーチキン・サンドイッチ」が大きな人気を獲得したことについても言及した。

KFCやタコベル、ピザハットの親会社であるヤム・ブランズ(Yum! Brands)は、売上高が前年同期比34%増の16億ドル、純利益が90%増の3億9100万ドルを記録した。子会社であるKFCとタコベルなどが安定的な売り上げを記録したことによる。同一店舗売上高はKFCが30%、タコベルが21%、ピザハットが10%、それぞれ増加した。ヤム・ブランズは中国とインドを含む世界市場に603店舗を開設している。

ヤム・ブランズはデジタルマーケティングを強化するため、豪州のIT企業ドラゴンテイル(Dragontail )の買収を7~9月期に終える予定だ。

ドミノピザも好実績を達成した。同社の4~6月期の売上高は12.2%増の10億3000万ドルとなり、予想値の9億7230万ドルを上回った。同社は売上高増加の理由として、メニュー価格や配送費の上昇にもかかわらず、多くの顧客がピザを注文していることを挙げた。ドミノピザは4~6月期、世界の238店舗を展開している。

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