「漢江医大生事件」…目撃者3人の「陳述一致」=韓国(画像提供:wowkorea)
「漢江医大生事件」…目撃者3人の「陳述一致」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国ソウルの盤浦漢江公園で行方不明になり死亡した状態で発見された大学生の故ソン・ジョンミン(22)さんの死亡の経緯を捜査中の警察が、有力目撃者3人と現場調査を行った。目撃者はソン氏が酒を飲んでいた場所の近くでそれぞれ異なる集団に属していたが、陳述が一致することが分かった。

MBNは今月8日、警察が目撃者3人を呼んで現場調査を行っていたことが確認されたと10日報道した。

報道によると、事前に警察は7人の目撃者を相手に陳述を聴取し、このうち現場の状況についての陳述が一致する3人を漢江公園に呼んだ。

彼らは警察に「誰かが嘔吐して目を覚ました」という趣旨の供述をはじめ、当時の現場の状況などについて説明したものと伝えられた。

警察は、目撃者がソン氏と友人A氏の酒を飲んでいる時の状況を現場で説明したとしながらも、具体的な内容については口を閉ざしていることが分かった。

また、警察が現場にいた人をもう一人見つけたと伝えられた。よって現在までに目撃者は8名になった。

ソン氏は先月24日午後10時30分頃、家を出て友人のA氏と盤浦漢江公園の芝生で出前を頼んで酒を飲んだ後行方不明になり、行方不明から6日後の30日、盤浦漢江公園漢江水上タクシー乗り場近くで遺体で発見された。

警察は国立科学捜査研究院にソン氏の解剖を依頼して死亡原因を調査している。剖検の結果は今週後半以降に出てくるものと思われる。また、警察はA氏の消えた携帯電話を見つけるために、民間の調査チームを動員し漢江公園周辺を捜索している。
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