＜女子サッカー＞中国、韓国との東京五輪PO戦に1万人を「無料入場」へ… ”防疫の穴”に懸念の声も

中国サッカー協会が、韓国代表と行う女子サッカー東京オリンピックプレーオフ（PO）ホーム戦におよそ1万人の観衆を「無料で入場させる」と発表した。

コリン・ベル の最新ニュースまとめ

　コリン・ベル監督率いる女子サッカー韓国代表は13日午後5時（日本時間）、中国・蘇州スタジアムで中国代表と東京オリンピックPO（2戦目）を戦う。

　中国メディア「Sina Sports」は13日、「中国サッカー協会は、この試合を前に観衆オンライン登録申請を開始した」とし「防疫条件を満たすことができれば、誰でも無料でチケットを申請することができる」と報道。

　その上で「中国のオリンピック本戦行きを願うおよそ1万人のサポーターが、スタジアムに押し寄せるだろう」と伝えた。

　同件について、韓国サッカー協会の関係者は「中国側から、2戦目で1万席の観衆席を開放するという連絡を受けた」と明かした。

　これを前に、韓国サッカー協会は去る8日に開催された韓国での1戦目で、防疫マニュアルを徹底するため収容人数の10%の席のみを開放し、計1091人のサポーターが入場。

　一方、中国は4万1000席を収容するスタジアムで、25%に該当する1万席を開放する予定だ。