呉世勲ソウル市長、公館ではなく自宅から出退勤「予算の無駄使いしない」=韓国(画像提供:wowkorea)
呉世勲ソウル市長、公館ではなく自宅から出退勤「予算の無駄使いしない」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長が公館を別途設けず、クァンジンク(広津区)チャヤンドン(紫陽洞)の自宅から出退勤することにした。

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 ソウル市は12日、呉市長の在任期間中にソウル市長公館を運営しないと発表した。

 呉市長は新型コロナウイルスで多くの市民が困難に直面している状況を考慮し、公館を使用せずに自宅から出退勤するという意向を明らかにした。

 公館はこれまで単なる住居空間ではなく公的空間として、安定的な市長職務遂行や国内外の主要人物との接見などのために運営されてきた。

 故パク・ウォンスン(朴元淳)前市長が生前使っていたカフェドン(嘉会洞)の公館は、1月に賃借契約が終わった後、契約を延長していなかった。

 嘉会洞の公館は地下1階から地上2階の規模で、チョンセ(一定金額の保証金を預け、月々の賃貸料は発生しない賃貸方式)の金額だけで28億ウォン(約2億7200万円)に達することがわかり、“皇帝公館”との批判も提起された。

 呉市長は「無駄のない市政運営のため、本人から率先する」とし、「困難と苦痛の中にある市民を配慮する政策を最優先にする」と述べた。


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