10日(現地時間)フランス“AFP通信”・ロイター通信などのメディアは、フランス高等保健庁(HAS)の消息筋からの引用で、フランス保健当局が血栓副反応の懸念から「55歳未満にはAZワクチンを接種させてはならない」と勧告したことを報道した。
また すでにAZワクチンを接種した55歳未満の53万人あまりに対しては、2次接種時には他のmRNA方式のワクチンを接種するよう勧告する方針だと伝えた。現在 フランスで使用承認されたmRNAワクチンは、ファイザー社とモデルナ社の2つである。
フランスのオリビエ・ベラン保健相は「AZワクチンを接種したなら、2次接種時には他のワクチンを接種することになるだろう」とし「最初の接種後から12週間が過ぎれば、mRNA方式のワクチンを接種することになる」と説明した。
AZワクチンは、非活性化された病原体を人体に直接 注入する方式だが、ファイザー社とモデルナ社のワクチンは 人体自らが病原体を生成するようにする方式である。
フランスのこのような措置は、ヨーロッパ内でドイツに続いて2番目である。
韓国カチョン(嘉泉)大学のチョン・ジェフン予防医学科教授は、メディアとのインタビューで「現在 ワクチンの交代接種に関する科学的根拠は足りない状況だが、ワクチンの原理上 問題がある可能性は低く、変異ウイルスに対するアップデートを踏まえると、我々も必ずあらかじめ準備すべきだ」と語った。
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