ソン・フンミンを人種差別するマンUファンら、トッテナム「断固として対処する」(画像提供:wowkorea)
ソン・フンミンを人種差別するマンUファンら、トッテナム「断固として対処する」(画像提供:wowkorea)
トッテナムが再び人種差別のターゲットになったソン・フンミンを守るために乗り出す。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 トッテナムは12日未明(日本時間)、英国トッテナム・ホットスパースタジアムで開催されたプレミアリーグ第31節マンチェスター・ユナイテッド戦で、ソン・フンミンのリーグ14号先制ゴールを守れず、マンチェスター・ユナイテッドに1-3と逆転負けした。トッテナム(勝ち点49点)は7位を維持した。

 議論となる場面があった。前半34分、スコット・マクトミネイがドリブルでソン・フンミンをかわす際に右手でソン・フンミンの顔を叩いた。しかし、試合は中断されず、エディンソン・カバーニがゴールを決めた。

 審判が遅れて倒れたソン・フンミンを発見。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、カバーニのゴールを取り消したが、マクトミネイには「通常のファウル」を与えた。その後、ソン・フンミンは先制ゴールを決めたものの、後半戦にはマンUが3ゴールを決めて逆転勝ちを収めた。

 試合後、スールシャール監督はソン・フンミンを叩いたマクトミネイのプレーが正常で、カバーニのゴールは取り消すべきではなかったと主張した。スールシャー監督は「主審の判定が明らかなミスだ。ちゃんと見るべきだった。完ぺきなゴールだった」と残念がった。

 また、スールシャール監督はソン・フンミンが倒れた場面について「息子がグラウンドで3分間倒れていて、彼を立たせるのに10人の仲間が必要なら、食事は与えないだろう」とソン・フンミンを皮肉った。ソン・フンミンが軽く当たったが、長く横になって痛い演技をしたということだ。

 一方、試合後にソン・フンミンへ向けられたマンUファンの深刻な人種差別的発言が議論となった。彼らは、「ソン・フンミンがマクトミネイの手振りに過敏だった」とし、SNSで様々な問題発言を残した。

 試合後、トッテナムは「韓国選手のソン・フンミンが試合後、激しい人種差別を経験した。われわれはリーグ事務局とともに効果的に対処していく」と強調した。

 再び人種差別の犠牲となったソン・フンミンについてトッテナムは「私たちはあなたと共にいる、SONNY」と慰めの言葉を残した。


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