キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
労働新聞によると、キム総書記が先日終了した第6回労働党細胞書記大会の閉会の挨拶で、「党中央委員会を始め、各政党組織、細胞書記がさらに強固な『苦難の行軍』をすることを決心した」と明らかにしたという。
「苦難の行軍」とは、北朝鮮が1990年代半ばから後半にかけて、国際的な孤立や自然災害などで経済的な困難に直面していた時期に、これを克服するために提示したスローガンだ。キム総書記が今大会で再び「苦難の行軍」に言及したのは、北朝鮮社会の内部の綱紀を引き締めるためという解釈が出ている。
これに対して統一部のチャ・ドクチョル副報道官はこの日の定例会見で「キム総書記が公開演説で苦難の行軍という表現を使用したのは現在としては初めてだと把握している」と明らかにしていた。
チャ副報道官は「1月の労働党大会などで提示した課題を貫徹し、それに対する意志を強調する次元で、キム総書記がこのように発言をしたようだ」と述べた。
続いて「北朝鮮では、4月には青年同盟、5月は職業総同盟、6月は社会主義女性同盟、7月は農業勤労者同盟大会など、内部結束のための行事が引き続き進められるだろう。これらが現在の南北関係状況にどのような影響を及ぼすかは、現在はもう少し見守る必要がある」と言及した。
これまでキム総書記の公開演説で「苦難の行軍」という表現が確認されたのは、2013年3月、2015年7月、2016年5月となっている。
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