北の高麗航空、北京線の運航再開か＝新型コロナ対策で国境封鎖後”初めて”

北朝鮮国営の「高麗航空」が、新型コロナウイルスの影響で1年以上運休していた平壌〜北京線の運航を再開したとみられている。韓国の複数メディアが報じた。

　韓国メディアによると、高麗航空のホームページには1日と2日の午後4時に平壌を出発し、午後5時50分に北京に到着する便のフライトスケジュールが掲載されている。北朝鮮が昨年1月、新型コロナウイルス防疫対策として国境を封鎖した後、航空路線が再開されるのは今回が初めて。

　ただし、高麗航空は昨年ホームページに平壌〜北京線、平壌〜ウラジオストク線の運航スケジュールを掲載しながらも実際には運航しなかったことがあるため、今回は確実に運航を再開するかどうか現時点では「不明」と韓国メディアは報じた。