ワクチン接種した文大統領、”注射器のすり替え”疑惑…鍾路区「ありえない話」と否定(画像提供:wowkorea)
ワクチン接種した文大統領、”注射器のすり替え”疑惑…鍾路区「ありえない話」と否定(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領のアストラゼネカ製ワクチン注射器のすり替え疑惑について、ソウル・チョンノ(鍾路)区が「ファイザー製ワクチンを保管する冷凍庫もまだ入ってきていない」と否定した。

 文大統領夫妻は前日午前9時、鍾路区保健所で、アストラゼネカ製ワクチンの1回目の接種を終えた。

 録画放送で公開された場面で、看護師が注射器を持って、アストラゼネカ製ワクチンからワクチンを抽出した後、ワクチンとキャップ(ふた)を抜いた注射器を持ってパーティションの後ろに移動し、再びカメラに映る位置に出てきて文大統領の腕に接種した。

 このとき、文大統領に接種する直前には注射器にキャップがされていた点を取り上げて、一部のコミュニティを中心に、パーティションの後ろで注射器をすり替えたのではないかという議論が起きた。

 これと関連し、鍾路区の関係者は「まだファイザー製ワクチンを保管する冷凍庫も入ってきていない」とし「ありえない話」と否定した。

 ファイザー製ワクチンは安全な保管のため、マイナス78度~75度の「超低温冷凍庫」が必要だが、鍾路区は来月初めにオープンするソウル予防接種センター9か所に含まれておらず、まだ冷凍庫が到着していないということだ。

 鍾路区側は「通常、接種の時は隣に座ってすぐ注射を受ければいいが、当日は撮影用カメラもあった。VIPなので動線が長くなり、汚染を防止するためにキャップをした」とし「自然な手続きにすぎない」と説明した。

 一方、防疫当局も大統領夫妻のワクチン注射器すり替え疑惑と関連し「国民の不安と社会的混乱を引き起こす可能性がある」として、警察庁に虚偽の情報流布捜査を依頼した。


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