消費者主権市民会議が開いた記者会見の様子=13日、ソウル(聯合ニュース)
消費者主権市民会議が開いた記者会見の様子=13日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】来年以降、航空会社のマイレージ(マイル)が有効期限のため消滅するのは不当だとして、韓国の市民団体が航空大手の大韓航空とアシアナ航空を相手取りマイル消滅の停止を求める仮処分を申し立てる。 市民団体「消費者主権市民会議」は13日にソウルで記者会見を開き、航空マイルが消滅予定の債権者7人の代理として消滅の無効確認を求める訴訟を起こすと明らかにした。これに先立ち同日午後、ソウル南部地裁に仮処分申請書を提出する予定だという。 韓国国土交通部と航空業界は2010年、マイルの有効期間を10年間に延長。08年以降に獲得したマイルに対し10年の有効期間を適用した。19年1月1日になると、08年1月1日から12月31日まで積み立てたマイルが消滅する。 消費者主権市民会議はこれに対し、航空会社側がマイルの使い道を大きく制限していることや、マイルが財産権的な性格を持つにもかかわらず譲渡・販売を禁じていることなどを問題視している。
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