11月の失業者数は90万9000人で、1年前に比べ3万8000人増加した。
一方、就業者数は2718万4000人で、前年同月比16万5000人増えた。増加数は10か月ぶりの高水準。7月に5000人に落ち込み、10月まで連続で10万人を下回っていたが、11月は10万人台に回復した。それでも昨年の月平均(32万5000人)や政府が見込んでいた今年の月平均予想(18万人)を依然下回っている。
就業者数を業種別にみると、保健業・社会福祉サービス業、情報通信業、農林漁業などの増加が目を引く。その半面、製造業が9万1000人減となり、卸売・小売業も減った。
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