柳賢振投手(資料写真)=(聯合ニュース)
柳賢振投手(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米大リーグ・ドジャースで今季終了後にフリーエージェント(FA)権を得た韓国人左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン)が、球団から提示されたクオリファイング・オファー(QO)を受け入れ、ドジャースでもう1年プレーすることになった。 米メディアは13日(韓国時間)、「今年クオリファイング・オファーを受けた7選手のうち、柳賢振が唯一受諾した」と伝えた。 クオリファイング・オファーはFA資格を得た所属選手に対する規定額での1年契約オファーで、在籍球団が優先的に提示する。年俸上位125人の平均を規定額とし、今年は1790万ドル(約20億3600万円)。拒否した選手が他球団と契約すると、この新所属球団はドラフト指名権を失う。12年に同制度が導入されて以降、受け入れた選手は柳で6人目となる。 柳は13年にドジャースと6年総額3600万ドルの契約を結んだ。通算97試合で557回3分の2を投げ、40勝28敗、防御率3.20。肩の故障により2年以上休んだが、今季は15試合82回3分の1で7勝3敗、防御率1.97をマークした。この活躍が認められ、球団からのクオリファイング・オファーを受けた。来季の年俸は18年(783万ドル)の約2.3倍となる。 柳が複数年契約で他球団に移籍するよりもドジャース残留を選んだ理由として、大きく二つが考えられる。チームは今年もワールドシリーズに進出しながら優勝を逃しており、柳自身が優勝への思いが強い。また、肩の故障から復帰した後、体の状態に自信を持っており、ドジャースでもう1年活躍してから再びFAで好条件を狙うこともできる。
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