初戦に備える韓国代表。中央は申台龍(シン・テヨン)監督=17日、ニジニ・ノブゴロド(聯合ニュース)
初戦に備える韓国代表。中央は申台龍(シン・テヨン)監督=17日、ニジニ・ノブゴロド(聯合ニュース)
【ニジニ・ノブゴロド聯合ニュース】サッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会で1次リーグF組の韓国代表は、18日午後9時(日本時間)からニジニ・ノブゴロドのスタジアムでスウェーデンと初戦を戦う。スウェーデンを破り勝ち点3を獲得すれば、2010年の南アフリカ大会以来、2大会ぶりのベスト16進出に希望を見いだせる。 一方で引き分け、または敗北した場合、早くも1次リーグ敗退が濃厚になる。F組では18日未明(日本時間)、北中米の強豪メキシコが大会2連覇を狙う優勝候補のドイツを1―0で破り、2位争いが混戦の様相を呈してきたためだ。 韓国代表の申台龍(シン・テヨン)監督はドイツが3戦全勝すると予想し、メキシコ、スウェーデンとの組2位争いを制してベスト16入りを果たすという戦略を立てていた。メキシコが組1位になれば、韓国は1次リーグ突破へ残り1枠をドイツと争わねばならないかもしれない。 メキシコ、ドイツとの対戦を控え初戦相手のスウェーデンに勝つことが韓国の至上課題となるが、仮にスウェーデンを下してもリーグ最終戦でドイツに敗れれば16強入りは果たせない。 スウェーデンは国際サッカー連盟(FIFA)ランキング24位で韓国(57位)より33ランク高い。歴代の国際Aマッチ(代表チーム同士の試合)戦績でも2勝2分けと、韓国に一度も負けたことがない。北欧特有の高さとパワーを備えており、韓国にとっては厳しい戦いが予想される。 注目は、エースの孫興民(ソン・フンミン、英トットナム)と黄喜燦(ファン・ヒチャン、オーストリア・ザルツブルク)が攻撃の主軸となり、スウェーデンのゴールをこじ開けられるかどうかだ。 孫と黄はツートップで臨んだ先月28日のホンジュラス戦と今月1日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、合わせて1ゴール2アシストをマーク。孫はホンジュラス戦で先制決勝ゴールを決め、黄は2試合連続アシストを記録した。スウェーデン戦でも黄が相手守備を引きつけ、機を見て孫がゴールネットを揺らす展開が期待される。
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