会合について説明するフィランド外務省の局長=(聯合ニュース)
会合について説明するフィランド外務省の局長=(聯合ニュース)
【ヘルシンキ聯合ニュース】韓国と米国の元当局者や朝鮮半島問題の専門家、北朝鮮の当局者がフィンランド・ヘルシンキ郊外で開いた会合について、オブザーバーとして同席したフィランド外務省の局長は21日、「前向きなムードの中、建設的な意見交換をした」と伝えた。 出席者に代わり報道対応した同局長は、会合が南北関係改善など最近の朝鮮半島情勢の緊張緩和前から予定されていたものだと前置きした上で、会合の様子を伝えた。 前日から2日間にわたり開かれた会合では4月末の南北首脳会談、5月に開催見通しの米朝首脳会談について、さまざまな意見が交わされたようだ。特に米朝首脳会談で重要となる朝鮮半島の非核化問題も取り上げられた。 北朝鮮からはチェ・ガンイル外務省北米局副局長が出席した。北朝鮮の米国研究所副所長の肩書だったが、外務省の米国通として対米政策の実務を担当しており、米朝首脳会談の準備も担うとみられる。 米国からはスティーブンス元駐韓大使や北朝鮮専門家のカーリン氏らが、韓国からは申ガク秀(シン・ガクス)元駐日韓国大使や辛正承(シン・ジョンスン)元駐中韓国大使、シンクタンクのトップらが出席。フィンランド外務省と国連がオブザーバーとして会合に加わった。
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