SKのチェ・テウォン (崔泰源)会長(画像提供:wowkorea)
SKのチェ・テウォン (崔泰源)会長(画像提供:wowkorea)
韓国のSKとSKイノベーションは、ビル・ゲイツ氏の次世代小型モジュール原子炉(SMR)企業に投資し、本格的な炭素削減に乗り出した。「グリーンエネルギー・ポートフォリオの構築」および「Net-Zeroの早期達成戦略」にも、一層弾みがついたものとみられる。

SKは「米国のSMR設計企業であるテラパワーの7億5000万ドル規模の投資誘致に、ゲイツ氏とともに共同投資者として参加した」と明らかにした。SKの両社は最近、米国外国人投資審議委員会(CFIUS)の承認を受け、2億5000万ドル規模の持ち株投資を完了させた。これにより今後、韓国と東南アジアなどにおいてテラパワー原子炉の常用化事業に参加することになる。

SKのキム・ムファン グリーン投資センター長は「テラパワーの革新的次世代小型原発技術と治療用放射性同位元素の生産力に、SKの多様なエネルギーおよびバイオ・ポートフォリオを連携させれば、強力なシナジー効果が生まれるものとみている」と語った。

テラパワーのクリス・レベスクCEO(最高経営責任者)は「テラパワーは技術革新を通じて、気候危機と癌などわが世代が直面している最も挑戦的な難題を解決するため努力している」と語った。

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