外国人が好む「韓国式フライドチキン」、韓国人の約半数が「韓国料理ではない」と回答(画像提供:wowkorea)
外国人が好む「韓国式フライドチキン」、韓国人の約半数が「韓国料理ではない」と回答(画像提供:wowkorea)
27日、韓国農林畜産食品部と韓食振興院によると、今年8~9月に海外主要17都市の計8500人を対象に韓国料理に関して尋ねた結果、韓国料理の中で最もよく食べるメニューは「韓国式フライドチキン」(30.0%)であることが分かった。続いて、キムチ(27.7%)、ビビンバ(27.2%)、トッポッキ(18.0%)、キンパ(15.5%)の順となった。

 最も好む韓国料理も「韓国式フライドチキン」(16.1%)が1位で、キムチ(11.3%)、ビビンバ(10.7%)、プルコギ(6.0)、トッポッキ(5.6%)などと続いた。

 調理した経験があるメニューでも韓国式フライドチキン(23.1%)が最も多く、これから食べようと思うメニューでも韓国式フライドチキン(29.4%)が1位となった。それだけ、海外では韓国式フライドチキンに対する選好度や認知度が高いということだ。

 韓国式フライドチキンは韓国ドラマ「星から来たあなた」(2013/SBS)で登場したチメク(フライドチキンとビールをセットにした食べ方)シーンにより人気が出始めた。その後も「愛の不時着」(2019/tvN)などさまざまなドラマで、チメクが定番アイテムとして使われている。

 しかし、韓国内では韓国式フライドチキンを韓国料理と見るかについて、意見が分かれている。

 韓食振興院がおこなった「2021国内韓食消費者調査」によると、フライドチキンを甘辛く味付けしたヤンニョムチキンが韓国料理だとの回答は54.9%にとどまった。フライドチキンについても63.9%が「韓国料理ではない」と回答した。

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