除隊を報告するソンジェ(BTOB)。(画像:画面キャプチャ)
除隊を報告するソンジェ(BTOB)。(画像:画面キャプチャ)
12月19日の放送で、記念すべき200回を迎えたSBSの日曜バラティ「イ・スンギのチプサブイルチェ~師匠に弟子入り」。2017年12月にスタートし、114人の師匠が出演したこの番組もいつの間にか4年という歳月が流れ、5年目に突入。そんなタイミングで、“一日弟子”として、11月に除隊したばかりの初代メンバー、ユク・ソンジェ(BTOB)が帰ってきた。

ユク・ソンジェ(BTOB) の最新ニュースまとめ

思えば、俳優イ・サンユンと共に番組を去るとき、涙・涙の卒業式で、いつでも“再入学可能”と戻ってくる道は開かれていたソンジェ。イ・サンユンは現メンバーの俳優ユ・スビンが加入する際、“保証人”として登場し、メンバーたちと歓喜の再会を果たしているが、ソンジェも兵役を終え、除隊後最初の番組として、この番組を選んだ。しかも、メモリアルな200回という節目での登場。これ以上ないお膳立てが整っていた。

この日は、初代メンバーたちが初めて顔を合わせた懐かしい店でオープニングをスタート。イ・スンギは思い出を語りながら、「メンバーと制作陣にとって、この番組が一番楽しい現場であったらうれしい」とドヤ顔で話すなどテンションが高く、初っ端から回しも絶好調。いつソンジェが来るのかとウキウキした様子で待ち構え、いざソンジェが店の個室に入ってくると、熱いハグをしながら迎え入れた。

やはりオリジナルメンバーのイ・スンギ、ヤン・セヒョンがものすごく嬉しそうに、満面の笑顔を見せていたのがほっこりさせられる光景だったし、久しぶりの撮影で「すごくぎこちない」というソンジェを面白おかしくイジリ倒す光景も昔に戻ったようで、笑いと温かさがあった。

特に、盛り上がったのは軍隊の話。イ・スンギも、除隊後すぐにこの番組が始まったため、ソンジェからすると、当時のイ・スンギは何をするにもオーバーで、何かもっとしなきゃいけないという強迫観念のようなものを感じながら番組をやっているように見えたのだとか。二言目には軍隊での自慢話が飛び出すので、そんなイ・スンギを理解できなかったという。ところが、除隊した今ではその気持ちがよく分かるとし、自分も上機嫌で軍隊の話を始めたので、今度はそれをイ・スンギからつっこまれていた。

また、ソンジェの天真爛漫さは相変わらずだったが、軍隊を経て、変わった部分もあった。イ・スンギとヤン・セヒョンいわく、ソンジェは自分中心の個人主義だったのだとか。つまり、周りのことをあまり見ていない、空気を読まないということなのだろうが、今回初対面のユ・スビンが、ソンジェに軍隊の食糧セットをプレゼントしたとき、机の上に広げたその食糧をユ・スビンが片付けようとしたら、ソンジェが立ち上がり、自分で片付けたのだ。これまでのソンジェだったら座っていて何もしなかったので、イ・スンギから「お尻を浮かすのを初めて見た(笑)」と驚かれていた。ソンジェは「空気が読めるようになったな」と自分でも大笑いしていたが、その後も自分から動く姿を見せ、ヤン・セヒョンからも感心されていた。

そして、番組撮影が久しぶりすぎて、笑った後、どうやって無表情に戻ればいいのか分からないのが悩みというソンジェのリハビリ(?)として、バラエティの感覚を取り戻すゲームチャレンジも。以前、この番組でやったことのある話題となったゲームを選び、ユ・スビンとレモンの丸ごと完食対決、イ・スンギとは因縁のデコピン対決をするなど、体を張ったゲームは体が覚えていたのか、抜群のリアクションを見せながら、すっかり昔のソンジェに戻っていた。

こうして、バラエティ復帰への準備運動を終えたソンジェを含むメンバーたちは、ことしも“サンタ師匠”である歌手兼作曲家チョン・ジェヒョンの元に向かった。今回の企画は、合唱団を作り、公演を披露するクリスマス大型プロジェクト。軍楽隊にいたソンジェは「軍楽隊でのキャリアはこのためだった(笑)」と冗談交じりに言っていたが、次回の放送でソンジェの美声も公開される。

とにもかくにも、兵役を終え帰ってきたソンジェが「チプサブイルチェ」を真っ先に選んだということが意味深く、しかもソンジェの魅力が最大限に生かせる企画で華麗な復帰を果たした。

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