アメリカ政府高官は今回の会議が「非公開会議」であることを強調し、内容の発表がないと予想していた状況だったが、ホワイトハウスが会議の内容をまとめたメディアへの公表文が出されたという点で、今回の会議の核心議題だった北朝鮮問題、特にバイデン政権の「新しい対北政策」と関連して、日米韓3カ国の間で意見交換と調整が行われたことを示唆するという観測が出ている。
ホワイトハウスによると、ジェイク・サリバン国家安保補佐官とソ・フン(徐勲)国家安保障室長、北村滋国家安保局長はこの日の会議で、共同の安保目標を保護し、進展させるために協力するという意志を再確認したという。バイデン政権が発足して以来強調してきた「日米韓安保協力」に韓国側と日本側が共感したという意味だ。
北朝鮮の核および弾道ミサイル開発問題などを解決するためには「3カ国が力を合わせなければならない」という認識を改めて共有したものとみられる。
さらに、新型コロナや気候変動への対応、ミャンマー軍部のクーデター関連状況など、アメリカ政府が関心を寄せているほかの国際懸案も、今回の会議で取り上げられたという。
ホワイトハウスは「インド・太平洋安保に関する共通の関心事も論議された」と明らかにし、中国関連懸案も議題に上がった可能性がある。
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