1日(現地時間)CNN・ロイター通信などによると、2日 米メリーランド州アナポリス海軍士官学校で、ジェイク・サリバン米国家安保補佐官が北村滋 国家安保局長とソ・フン(徐薫)韓国国家安保室長を招請し、日米韓安保高官協議を開催する。
米ホワイトハウスの高位関係者は「北朝鮮と、朝鮮半島の平和と安定維持に焦点を合わせる」とし「我々の意図は、対北政策のあらゆる側面を論議することだ」と明らかにした。
今回の会談では 北朝鮮による最近のミサイル挑発をはじめとした非核化、新型コロナウイルス感染症パンデミックに対する北朝鮮の対応および最近の中朝間外交について話し合う予定である。「鍵」は、バイデン政権による対北政策がどのような「絵」を描くのかということである。
ロイター通信は「ホワイトハウスは北朝鮮に対する政策検討と、北朝鮮が交渉のテーブルにつくよう懐柔策を提示するかについては公開しなかった」と報道した。最も確かなことは、同盟国間の協力を一層強化するという点である。米国務省の報道官は「非核化が依然として政策の中心となる」とし「北朝鮮に対するあらゆる接近は、日本・韓国を含めた 近い同盟国たちと協力し、調和をもって進めていく」と語った。
バラク・オバマ政権とドナルド・トランプ政権において 米国の対北特使であったジョセフ・ユン氏は、「政策的選択肢は明確だ」と語った。また「非核化を望む。制裁を通じて非核化に到達したいと願っている」としながらも「しかし 少なくとも北朝鮮が挑発的な行動をしないようにしながら、一歩ずつ進んでいくことも重要だ」と語った。
米国は今回の会談では 具体的な対北政策を提示し、日本と韓国の意見も取り入れるものとみられる。ホワイトハウスの関係者は「フィードバックのための準備は出来ている」とし「これは一方的な対話ではない」と語った。ただ CNNは、慰安婦問題で日韓関係が悪化しているため、今回の会談で 自由な討論がなされるかについては疑問を示した。
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