ノ・オクヒ蔚山教育監「日本の歴史歪曲教科書、日本の未来はない」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ノ・オクヒ蔚山教育監「日本の歴史歪曲教科書、日本の未来はない」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
ノ・オクヒ ウルサン(蔚山)教育監が31日、日本文部科学省が2022年の教科書検定結果を発表したことを受け「歴史歪曲高校教科書を直ちに修正せよ」と促した。

日本政府は2018年の学習指導要領の改訂により、日本領土に対する地図を忠実にするという名目で独島(韓国が主張する竹島の名称)を「日本の固有の領土」と学校で教えるように強制的指針をまとめた。

このような指示に基づいて、今回の審議過程でも竹島を日本の固有の領土と記述していない教科書については、「不適切」意見を出す方式ですべての教科書に竹島を「日本の固有の領土」と表記するようにした。

これに対してノ教育監は声明書を通じて「ほとんどの教科書で歴史的事実である慰安婦問題を取り上げていなかったり、責任を回避する内容を記述して“侵略戦争”を“大陸進出”と表現するなど、多くの問題点が含まれている」と指摘した。

ノ教育監は「日本の歴史歪曲が今に始まったことではないが、未来の世代である学生が学ぶ教科書に虚偽の主張を載せることは、日本の未来のためにも決して望ましくない」と述べた。

また、ドイツの事例を挙げ、「日本のような第二次世界大戦戦犯国であるドイツは、正しい歴史教育を通じて過去を克服した」と付け加えた。

ノ教育監は「教育は真実を教えるものである。歴史は覆ったりねじったりしても変わるものではない。竹島は歴史的、地理的、国際法的に明白な大韓民国の領土である。日本は歪曲された歴史観に基づく無理な主張と途方もない主張が込められた教科書の検定通過を直ちに撤回すべきだ」と要求した。

そして、「蔚山教育庁は、日本の竹島の歴史歪曲を正しい歴史教育によって正す。 昨年、竹島教育強化条例を制定して日本政府の非正常的な竹島侵奪行為に対応しようと竹島教育を強化している」と述べた。

さらに、「日本は真実に目を背けるのではなく、過去の過ちに対する反省を通じて、未来に進まなければならない」とし「過去から学ばなければ日本の未来はない」と強調した。

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