朴映宣、共に民主党ソウル市長候補(左)と呉世勲、国民の力ソウル市長候補(右)(画像提供:wowkorea)
朴映宣、共に民主党ソウル市長候補(左)と呉世勲、国民の力ソウル市長候補(右)(画像提供:wowkorea)
パク・ヨンソン(朴映宣)共に民主党ソウル市長候補とオ・セフン(呉世勲)国民の力ソウル市長候補が28日、ソウル市カンナム(江南)区を訪れた。朴候補は不動産開発公約を前面に出し、江南地域の票確保に乗り出した。一方、呉候補は、アン・チョルス(安哲秀)国民の党代表と共に‘政権審判’を叫び、支持を訴えた。

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朴候補はこの日、ソウル市ソチョ(瑞草)区の高速ターミナル広場で集中遊説を行った。‘ソウル宣言4’を発表し「公共と民間が共に協力する公共・民間参加型で、再建築や再開発を推進する」と明らかにした。これと共に、△半額マンション、△持分積立型住宅、△単身世帯および青年新婚夫婦のための住宅公約、△瑞草キョンプ(京釜)高速道路の地下化を強調した。

特に「市長になれば、再建築や再開発の推進が遅かった場所を1か所ずつ直接訪れ、整備する」と声を高めた。再開発・再建築に速度を上げるということで関連する課題に敏感な地域的特性を考慮した発言だ。選挙を控え、再開発・再建築を控えた団地を中心に住宅価格は上昇しており、地域住民の関心が高い状況だ。

江南は伝統的に共に民主党にとって‘困難な地域’に分類される。ソウル市内の25の区庁長のうち、瑞草区庁長だけが国民の力の所属であり、保守色の強い地域だ。朴候補は、このような地域的特色を考慮し、同地域の有権者の関心事に合わせた公約を発表し、票確保をするという戦略だ。

この日、呉候補も江南を訪れた。呉候補はこの日午後、COEX東門広場で「最近の世論調査では、20代の青年たちが私をたくさん支持してくださっている。若者のために統合と和合の政治を必ず実現する」とし「公正と共生の階層移動のはしごを作り、両極化を減らす政治を必ず実現させる」と声を高めた。さらに、安代表とソウル市共同経営について論議した事実を明らかにし、野党陣営支持層の結集を図った。

江南は呉候補にとって特別なところだ。2010年のソウル市長選挙においてハン・ミョンスク(韓明淑)共に民主党候補に勝ち、再選に成功する上で江南の3つの区の支持が大きかった。当時、江南の3つの区は呉候補に票を入れた。これを土台に呉候補は逆転に成功した。安代表も壇上に上がり、LH役職員の新都市土地投機疑惑、雇用問題などを取り上げ、‘政権審判論’を強調した。そして「私がここに出てきた理由は呉候補が当選してこそ、来年の大統領選挙で政権交代が可能だからだ」と述べた。

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