半導体業界では、今年もDRAMとNAND型フラッシュメモリ市場が好況だろうという展望が出ている。
特に SKハイニックスは、昨年 インテルからNAND型フラッシュメモリ事業部門を10兆ウォン(約9373億円)以上で取得することで、韓国企業の歴代最大規模のM&A記録を塗り替えた中、サムスン電子もM&A推進を公式宣言するなど、韓国半導体産業の“飛躍”への期待感も高まっている状況である。
今日(30日)業界によると、最近 2020年第4四半期および年間実績発表を終えたサムスン電子とSKハイニックスの半導体の営業利益の合計は、23兆8326億ウォン(約2兆2339億円)で、前年対比で42.4%増加した。
企業別では サムスン電子が34.2%増加の18兆8200億ウォン(約1兆7640億円)を記録し、SKハイニックスは84.3%も増加し、その営業利益は5兆126億ウォン(約4698億4000万円)を記録した。
昨年の両社の営業利益を合わせた24兆ウォンは、グローバルメモリ市場の超好況期であった2018年の65兆ウォンに比べれば、依然として半分にも満たない水準である。
しかし 業界では、米中対立、日本の輸出規制、新型コロナなどの複合的な対外的悪材料の中でも、前年対比で利益増加をなし 善戦したという評価が支配的である。
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