丁世均国務総理はこの日午後、インチョン(仁川)広域市ヨンス(延寿)区にあるセルトリオン社を訪問し、同社の新型コロナウイルス治療剤の開発状況を確認しながら、このように述べた。
丁世均国務総理は、同社のソ・ジョンジン会長から新型コロナウイルス治療剤の開発状況に関する報告を受けて、同ウイルス治療剤研究所と生産施設を点検した。
丁世均国務総理は「韓国政府は、K-防疫の原則(透明性、開放性、民主性)のもとで、検査・追跡・治療という3T戦略を通じて新型コロナウイルスによく対応してきたが、最近国内において同ウイルス感染者が急増しながら、国民が心配するとともに、防疫当局でも困難に直面している」と述べた。
続けて、「セルトリオン社では、新型コロナウイルス発生初期から治療剤の開発に着手して、第1相、第2相試験を終えて結果を待っていると聞いている」とし「患者をよく治療する特効薬が開発されれば、韓国が新型コロナウイルスを成功的に克服するにあたり、重要なきっかけになるだろう」と述べた。
また、「治療剤の臨床が成功的に終わり、適切な時期に許可を受けて、新型コロナウイルスで心配している国民に希望の光を灯すことを心から願う」とし、同社従業員に対して労いの言葉をかけた。
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