北朝鮮、制裁の中でもミサイルの国産化に大きな進展=FT(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、制裁の中でもミサイルの国産化に大きな進展=FT(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が国際社会の制裁の中でも大陸間弾道ミサイル(ICBM)をはじめとする主要兵器システムの相当部分を国産化することに成功したという評価が出ている。

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 フィナンシャルタイムズ(FT)は1日(現地時間)、専門家の話を引用し、「北朝鮮の閉鎖性のために過去数十年間、兵器開発水準を把握することが困難だったが、最近公開されたICBMなどは武器国産化が恐ろしいスピードで進展したことを示している」とし、このように伝えた。

 北朝鮮は先月10日、朝鮮労働党創建75周年記念閲兵式(軍事パレード)で、世界最大級と推定される新型ICBMと、これを搭載した移動式発射台(TEL)、そして新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星-4型」など、多数の新兵器を公開した。

 現在、北朝鮮の核開発に伴う国連の制裁措置のため、通常の兵器はもちろん、軍事的用途に使用される各種物資・技術の対北朝鮮輸出が原則的に禁止されている状況だ。

 専門家らは北朝鮮がこれまで制裁網を避け、武器開発に必要な技術・物資を海外から入手する一方、これを基に武器の国産化にも力を入れてきたと見ている。

 カーネギー国際平和基金のアンキット・パンダ氏は「北朝鮮は2011年末、キム・ジョンウン(金正恩)国務委員長執権以来、科学技術人材を戦略的に育成してきた」とし「不道徳な犯罪者たちの武器販売だけに依存しているのではない」と説明した。

 パンダ氏は「北朝鮮はミサイルを大量に生産できる」とし「しかし、その水準が侮れないという事実は外部世界に最小限度だけ知らせている」と付け加えた。




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