文大統領(手前左)と金委員長(同右、コラージュ)=(聯合ニュース)
文大統領(手前左)と金委員長(同右、コラージュ)=(聯合ニュース)
◇文大統領が平壌へ出発 20日まで南北首脳会談 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が18日から20日まで北朝鮮の平壌で首脳会談を行う。両首脳は4月27日と5月26日に軍事境界線のある板門店で会談しており、今回が3回目の会談。南北関係の改善策と非核化交渉の問題を重点的に話し合う計画だ。一方、韓国大統領の訪朝は、2000年の金大中(キム・デジュン)大統領と盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に次いで3人目となる。文大統領は18日午前、空路で平壌に入った。◇北朝鮮メディア「文大統領が平壌訪問」 異例の報道 南北首脳会談が始まる18日当日、北朝鮮メディアは文大統領が平壌を訪問すると報じた。朝鮮中央通信は午前6時ごろ、「歴史的な北南(南北)首脳対面のため、18日から20日まで南朝鮮(韓国)の文在寅大統領が平壌を訪問することになる」と伝え、この会談を「新たな歴史を開く北南関係の発展を一層加速させる重大な契機になる」と意義付けた。党機関紙の労働新聞も18日付1面で、文大統領の平壌訪問を伝えた。北朝鮮メディアは前日まで、「9月中に予定された(会談)」との表現を用い、具体的な会談日を明らかにしていなかった。2000年と07年の南北首脳会談に照らしても、当日ながら文大統領の平壌訪問を事前に知らせるのは異例といえる。◇新国防相候補 国会国防委の聴聞報告書採択は先送り 韓国の国会国防委員会は17日、新国防部長官に指名された軍制服組トップの鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長に対する人事聴聞会を開いた。同日中に聴聞の経過報告書を採択する予定だったが、自由韓国党など野党議員の反発で採択に至らなかった。与野党は19日に改めて報告書採択を話し合う予定だ。◇秋夕連休は家族旅行へ 国内観光地の予約盛況 22日からの秋夕(中秋節)連休を控え、韓国国内の主要観光地の宿泊施設に予約が集まっている。すでに満室となったり、予約が9割以上埋まったりしたところもある。近年、茶礼(法事)のために里帰りをする代わりに、家族や友人と旅行に出掛けるという人が増えている。海外を旅行する人も多く、連休期間中は各地の主要空港が混み合いそうだ。
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