21日、韓国統一部などによると、タク・ヒョンミン大統領府行政官、統一部課長級1人、公演芸術専門家ら6人で構成される事前視察団はこの日、中国・北京を経由して22日午後、北朝鮮・平壌に入る。
韓国側から陸路では向かわず、中国経由で移動する。移動時間だけで1日を要する。これに関して統一部当局者は「直航に行く場合、チャーター機を利用しなければならず、費用がかかる」と説明した。
少数の人員が訪朝する場合、中国を経由する原則も考慮されたようだ。このため、北京-平壌間の航空便を運航している高麗航空の航空便を選択したと見られる。
だが、米政府が2016年12月に独自制裁対象に指定した高麗航空の航空機に搭乗する点は物議となり得る。同盟国である米国との共助に亀裂が入る可能性があるとの指摘だ。
これに関連し、外交部当局者は「米国側と協議をおこなった。現在まで特別な問題はないと話している」と伝えた。
視察団は照明・舞台・音響など技術的な部分や公演日程・場所への実務的な点検をおこなう予定だ。合わせて、新曲に関する合意もおこなうと見られる。また、高麗ホテルを利用することが分かっている。
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