握手を交わす康氏(左)とサリバン氏=16日、ワシントン(AP=聯合ニュース)
握手を交わす康氏(左)とサリバン氏=16日、ワシントン(AP=聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】訪米中の韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は16日(米東部時間)、ロス商務長官と電話会談し、鉄鋼への関税措置について韓国を除外するよう求めた。ロス氏は「米韓同盟の特殊性をよく理解することになった。あらゆる状況を総合的に考慮し、検討する」と応じた。康氏が韓国報道陣との懇談会で明らかにした。 また、姜氏は解任が決まったティラーソン国務長官と短時間面会したのに続き、ティラーソン氏の業務を代行するサリバン副長官と会談した。 康氏はサリバン氏との会談について、「南北、北米(米朝)首脳会談を成功させ、朝鮮半島の非核化や恒久的な平和構築に向けた歴史的な里程標になるよう、万全を期すことにした」として、「韓米の高官級の戦略的な意思疎通をさらに強化するなど、緊密に準備していくことにした」と述べた。 ティラーソン氏の後任に指名されたポンペオ米中央情報局(CIA)長官が正式に就任すれば、速やかに会談を行うことで一致したという。 康氏は前日にはトランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官と会談し、朝鮮半島問題や韓米関係への関心や積極的な支援を求めたほか、訪韓を要請した。イバンカ氏は「米韓関係発展のため、努力する」と応じたという。 康氏は17日には河野太郎外相と会談し、欧州連合(EU)外相理事会に出席するため、ベルギーに向かう。韓国政府高官によると、北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相がスウェーデンを訪問したことを受け、スウェーデン外相との会談を要請しているという。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0