会見する文大統領=10日、ソウル(聯合ニュース)
会見する文大統領=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、青瓦台(大統領府)で新年記者会見を行い、北朝鮮核問題と関連し「南北が共同で宣言する朝鮮半島非核化は決して譲歩できないわれわれの基本立場だ」と述べた。来月の平昌冬季五輪への北朝鮮の参加を契機とする朝鮮半島平和ムードの高まりを転機と捉え、北朝鮮の非核化という最終目標を達成する意志を示したものと受け止められる。 文大統領は、自国開催の平昌五輪とパラリンピックが「平和五輪」になるよう最後まで努力すべきだとしながら、「北の核問題も平和的に解決すべきだ」と述べた。これに向け、同盟国の米国や中国、日本など関連国をはじめ、国際社会と一層緊密に協力するとした。 また、北朝鮮と「今すぐの統一を望まない」とし、「(5年間の)大統領任期中に北の核問題を解決し、平和を強固なものにすることが私の目標だ」と説明した。朝鮮半島の平和定着を訴え「朝鮮半島で二度と戦争が起きてはならない」とも強調した。
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