統一部(資料写真)=(聯合ニュース)
統一部(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は23日、政府が来年2~3月の平昌冬季五輪・パラリンピック期間中の韓米による合同軍事演習の中断を検討しているかどうかについて、「議論されたことはない」との立場を示した。記者団の質問に答えた。韓米軍は毎年春に朝鮮半島有事に備えた合同軍事演習「キー・リゾルブ」と合同野外機動訓練「フォールイーグル」を実施している。  この当局者は、韓米合同軍事演習は防衛のためのもので、国連総会が先ごろ採択した五輪停戦決議が加盟国に五輪期間中の自制を求める「敵対行為」には当たらないとの認識を示した。その上で「平和と和解の五輪になるよう、積極的な雰囲気作りが必要だ」と指摘した。 また、平昌五輪が平和の五輪になるためには北朝鮮の参加が非常に重要だとし、「いつでも北の参加を歓迎する」と述べた。 韓国で開催された過去の大型スポーツイベントで合同演習が中断されたことがあるかとの質問には、1988年のソウル五輪と2002年のサッカー・ワールドカップ(W杯)韓日大会は韓米合同演習の期間と重ならなかったと説明した。
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