対ロシア特使の宋永吉氏(左から)、文喜相氏、文在寅大統領、李海チャン氏、洪錫ヒョン氏=(聯合ニュース)
対ロシア特使の宋永吉氏(左から)、文喜相氏、文在寅大統領、李海チャン氏、洪錫ヒョン氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は24日午後、米国と中国、日本に先ごろ派遣した特使団と青瓦台(大統領府)で懇談会を行い、訪問結果について報告を受ける。訪米した洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)特使、訪中した李海チャン(イ・ヘチャン)特使、訪日した文喜相(ムン・ヒサン)特使らが出席する。 文大統領は懇談会で、中国が反対する米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備問題、旧日本軍の慰安婦問題を巡る韓日合意などの外交懸案について、相手国の立場を把握すると予想される。その上で、これら懸案の解決策を模索する見通しだ。 文大統領は選挙戦で、THAAD配備について再検討の必要性を訴えていた。また、慰安婦合意については就任翌日の11日に安倍晋三首相と行った電話会談で、「韓国国民の大多数が情緒的に受け入れられていないのが現実」と述べていた。 文大統領はあわせて、北朝鮮核問題や南北関係に対する米中日の立場についても説明を受ける見通しだ。
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