ロッテ創業者の成年後見人問題、精神鑑定をソウル大学病院で実施へ

成年後見人指定するかどうかを判断するためにロッテ創業者の重光武雄（韓国名:辛格浩/シン・ギョクホ、94）氏に対する精神鑑定を実施する医療機関がソウル大学病院に決定した。

　ソウル中央地裁は9日、武雄氏に対する成年後見人指定事前2次審問期日で「武雄氏に対する精神鑑定をソウル大学病院で行うことにした」と明かした。

　先立って先月3日に開かれた第1回裁判で成年後見申請者で武雄氏の実妹シン・ジョンスク氏（79）側と武雄氏側は成年後見人指定するかどうかを判断するための精神鑑定に合意し、裁判を通じてこれを行うことにした。

　武雄氏側はソウル・鍾路区（チョンノク）のソウル大学病院を、申請者側はソウル・江南区（カンナムグ）のサムスンソウル病院を精神鑑定機関に指定してほしいと主張していた。