米ハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授(画像提供:wowkorea)
米ハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授(画像提供:wowkorea)
米ハーバード大学の校内新聞“クリムゾン”は8日(現地時間)、慰安婦を「自発的売春婦」と規定したハーバード大学ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授の論文を批判した。

この校内新聞の編集陣はこの日「慰安婦女性に関するラムザイヤーのウソは、深い所が腐っていることを表している」というタイトルの社説を公開した。

この社説によると、編集陣は「ラムザイヤー教授が、非常に有害な歴史学的ウソを出版している。彼の論文を出版する理由がない」と指摘した。

つづけて「慰安婦女性の話を削除したり肯定的に改めて書き足そうとする試みは、全て偽りの行動だ」とし「ラムザイヤー教授の論文は、意図が何であれ 慰安婦女性の実存とトラウマ、彼女たちが受けた虐待に影響を受けた人たちを否定する側に向かって拡声器をとったという点で、実質的な被害を招いている」と猛非難した。

また 編集陣はラムザイヤー教授の論文が“学問の自由だ”という主張に対して「ラムザイヤー教授の論文は、“他の意見”というものとは違い “虚偽情報”を伝えるものだ」とし「そのため 学問の自由保護領域に置くことはできない」と反論した。

つづけて「基本的な事実に反する学術理論は、出版する価値がない」とし「どんなアイデアでも 危険で事実と合わなければ、破棄されるべきだということだ」と伝えた。

この編集陣は「『ハーバード』という名は、どんな主張であっても妥当性を付与している」とし「(ハーバードという名が与える)信頼性が、性暴力被害の生存者が受けた被害を否認することに使われるのは、ラムザイヤー教授とハーバード大学の両方が責務を放棄しているということだ」と伝えた。

つづけて「ハーバード大学という名が与える特権に寄りかかっている教授たちが 我々の知的文化に与えた被害においては、ハーバード大学も共謀者だ」として、学校側に対して措置を要求した。

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