会議の参加者とあいさつする李首相(中央)=15日、ソウル(聯合ニュース)
会議の参加者とあいさつする李首相(中央)=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は今年の政府開発援助(ODA)事業の予算を前年比約5%増加した3兆2003億ウォン(約3092億円)で決定した。41機関で1404件のODA事業を実施する。 政府は15日の国際開発協力委員会で、このような内容を盛り込んだ「2019年国際開発協力総合施行計画」を審議・議決した。 確定した施行計画によると、政府は外交部の人道的支援の緊急対応事業に818億ウォン、韓国国際協力団(KOICA)のボランティア派遣事業に614億ウォン、農林畜産食品部の開発途上国への食糧支援事業に460億ウォンを投じる。  会議を主宰した李洛淵(イ・ナクヨン)首相は「政府のODA予算はわが国が2010年にOECD(経済協力開発機構)に加盟してから、10年にもならないうちに2.5倍に増加した」とし、効率的かつ透明な事業を責任をもって実施しなければならないと述べた。
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