就職活動をする若者(コラージュ)=(聯合ニュース)
就職活動をする若者(コラージュ)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が12日発表した雇用動向によると、9月の失業率は3.6%で、前年同月比0.3ポイント悪化した。9月としては2005年(3.6%)以来の高さとなった。若年層(15~29歳)の失業率は8.8%と、0.4ポイント改善した。

 9月の失業者数は102万4000人で、1年前に比べ9万2000人増加した。

 一方、就業者数は2705万5000人で、前年同月比4万5000人増えた。増加数は1月の33万4000人から2月に10万4000人と大きく落ち込んだ。5月に10万人を切り、7月と8月は連続で1万人未満にとどまった。9月はマイナスに転じるとの見方もあったが、プラスを維持し、前月に比べると増加数も拡大した。

 統計庁の担当者は「秋夕(中秋節)前に消費財関連の製造業、食料品、繊維などで就業者がわずかながら増加したか、減少の幅が鈍化した」と説明。8月の酷暑の影響が解消されたことも要因に挙げた。

 業種別の就業者数をみると、製造業が前年同月比4万2000人減少したものの、マイナス幅は縮小した。事業施設管理・事業支援・賃貸サービス業、卸売・小売業、宿泊・飲食店業なども減った。一方で、保健業・社会福祉サービス、情報通信業、農林漁業などは増加した。


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